11月 3, 2018

チラシを制作する時のデザインの注意点

チラシを制作する時のデザインの注意点

チラシは、一番身近な宣伝広告です。商品や店舗の魅力をアピールし、集客につながるチラシ作成をするために効果的なデザインとはどういったものでしょうか?いくつかの注意点とともに見ていきましょう。

チラシの効果を大きく左右するのは、レイアウト・配色・フォントです。

まずレイアウトですが、下から上へデザインを作っていきます。上から作りがちなのですが、基礎の部分をしっかりデザインすることが大切です。そして1番目立たせたいキャッチの部分は、横書きは左上に、縦書きは右上が基本です。これは、本を読む時などの自然な視線の動きにのっとったものです。チラシの四隅に不自然な空白があるのもバランスが悪い印象を与えますので注意が必要です。反対に余白が全くなかったり、文章や写真の量が多すぎてもアピールポイントがぼやけてしまいます。

単調なレイアウトにならないように工夫して、メリハリのあるレイアウトを心がけましょう。配色は、目立たせたいからといって様々な色を使いすぎないようにしてください。ただ派手なだけでは、魅力をアピールできません。同じ内容でも色を変えただけで見る人の印象は全く異なってきます。食べ物を扱う時は食欲増進効果のある暖色系の色を使うなど、伝えたい内容に合った配色をしましょう。

フォントも色と同じように、字体によって与える印象が変わってきます。

例えばポップな雰囲気の店舗や商品に、ビジネス書類などで多く使用される明朝体を使用すれば、イメージが真逆なものになってしまいます。相手に与えたいイメージに適したフォントを使用して正しいイメージを伝えてください。チラシは、顧客にアピールする最初の入り口となります。少しでも興味をひく内容のものを作るするために、基本的なデザインのルールや注意点を意識する必要があります。デザインの基礎的知識を持って制作されたチラシは、読み手に重要な点、読んで欲しい点を伝えることができるのです。