売れるチラシデザイン

効果のあるチラシデザインの作り方

売れるチラシデザインを作りためには、マーケットリサーチが必要です。どの相手に売り込むのか、売り込みたい商品の強みは何なのかをしっかりと見極めることが必要になります。

まず、どの相手に売り込むのかを決めるために、ターゲットにしたい客層を調べます。男女比率、年配のお客様かそれとも60歳以下なのか、50歳以下なのか、40歳以下なのか、はたまた、20代から30代、子供世代なのか、というようにです。売り込む相手先によって、チラシデザインが大きく変わってしまうので、ここでの年代設定を、比較的細かく分けることが大切です。

チラシのターゲットを設定しよう

もし、一番多いターゲット層と二番目に多いターゲット層が同じ場合は、チラシのデザインをかなり細かくしてしまっても大丈夫ということになります。たとえば、一番多いターゲット層が女性の20代、二番目に多いターゲット層が30代女性の場合、ここで用いられるチラシデザインは、若年女性をターゲットにしているもの、もしくは、若年女性のみに好まれるデザインにしてしまってよいということになります。

逆に、一番多いターゲット層と二番目に多いターゲット層が全く異なる場合は、それぞれのターゲットに絞ったチラシデザインを2種類作成するのが良いでしょう。

そして、次に売り込む商品の強みを徹底的に調べ、洗い出していくことが必要になります。売り込む商品をチラシデザインしていく中で、その商品の外見、中身、使い方といったことをすべてチラシの中で、消費者に伝わるように表現していかなくてはなりません。そのために、売り込みたい商品の強み・特徴を徹底的に洗い出す作業が必要になります。

さらに、その商品の特徴を端的に一言で表せるキャッチフレーズを作るのです。このキャッチフレーズが、売り込みたい商品の大変重要な宣伝文句となります。このキャッチフレーズを作るにあたってはまず、使いたいキーポイント・キーワードを挙げていくことから始めます。この作業は、担当者はもちろん、いろいろな人にお願いできるとなお、良いでしょう。沢山の人に、売り込みたい商品の特徴を挙げてもらうと、それだけその商品を多角的に見ることができるだけでなく、そこから思いがけない発見があったり、アピールポイントを見つけることが出来るからです。

キャッチコピーはチラシの重要要素

このようにして、多くの人にあげてもらった特徴のうち、複数あがっているもの、かぶっているもの、表現が似ているものを選び、できるだけインパクトのある言葉になるようにします。その言葉を英語にしてみたり、方言を使ってみたり、と言葉の種類を変えてみるのもいいでしょう。自分の中で、感覚的にピンとくる言葉を選ぶのです。

そして、もうひとつ、商品のビジュアルもチラシにおいては重要です。もし、カメラマンさん知り合いにいらっしゃるなら、この部分は専門家に任せてしまってもいいかもしれません。綺麗な画像であれば、チラシ紙面上で大きく使用することができ、訴求力のアップに繋がります。デザイン自体もプロのグラフィックデザイナーに依頼するのが、望ましいと言えるでしょう。

また、せっかく作るのだからと、なんでもかんでも大きく掲載したくなりがちですが、最もPRしたい部分は何かという点を大切にしましょう。そうすることで、チラシデザインにメリハリがうまれ、お客様の目に留まる印象的なものになります。